Notes (藤井快哉・ピアニスト)

大阪音楽大学でピアノを教えながら、演奏活動をしています。

雑記(暗譜の方法)

リサイタルまであと十日。
なのに、本当にさっきまで「暗譜」の方法が分からなくて、狂いそうでした。(汗)
「好きな曲でプログラミングしてるのに、何で覚えられないんだろう???」


だけど、たった今、アホみたいに簡単な方法で出口が見えてきました!


譜面にかぶりつきだった視線を、鍵盤に落とす。
そ・れ・だ・け。


多分、多分ですよ。
日々譜読みに追われていたり、初見が強かったり、楽譜を読むとすぐにファンタジー入っちゃう(笑)音楽家。

具体的には、
アンサンブルをする機会の多いピアニストや、
アナリーゼが得意だったり楽譜を読んでるとオーケストレーションはじめちゃうような作曲系のピアノ弾き。
そんな方々は。


楽譜を閉じたり、
上を向いたり、
譜面台を取り払ったりするんじゃなくて、
ひたすら鍵盤を這う指を、自分の目で正確に追ってみてください。
実は、結構しっかり暗譜できているかもしれません。
だけど、楽譜=鍵盤じゃないだけ。
だから超現実的な白黒の鍵盤をみるとギョッとして目を逸らし、必死で音楽の世界に入り込もうとするのだけれど、それは妄想か現実逃避かも。(笑)
鍵盤の上の指を楽譜に書いてある通りに動かす=楽譜に書いてある音を実際に鳴らすことができます。
あ〜、なんて単純。(爆)


副科ピアノの担当学生が圧倒的に多い僕は、なぜ彼らが楽譜を読める頃には暗譜も出来ているか理解に苦しんでいました。
でも逆転の発想。
留学前まで暗譜が得意=譜読みが遅かった僕は、確かに楽譜が読み終える頃には暗譜できていました。
それが、留学中にアンサンブルを沢山やるようになり、帰ってきてからは来る仕事を出来る限り断らずにやっていると、読んだ曲がすぐに本番なんてザラ。
知らぬ間に初見が速くて鍵盤なんて全く見ない、「楽譜こそ神!楽譜に絶対忠実!!」なヒトになっていました。
これって意外と悪しき習慣かもしれません。


これからリサイタルまで鍵盤にかぶりついてみます。
暗譜ならぬ、暗鍵。
この段階で暗記力低下を、年齢のせいになんてしていられない。
リサイタルまでに間に合いますように!

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